夏のスイカ

f:id:coffeenotetsujin:20200920111522j:plain

夏のスイカと言えば、

母の実家は農家だった。

最初の孫でもあり、

祖父・祖母ともに大変可愛がってもらった。

山頂近くの水源地から流れる水は、

夏でも

蛇口を捻ると

氷を入れたように冷たかった。

1度だけしか飲んだ事がない。

とても、おいしかった。

なのに、

残念な事に、

のどが渇くと、

冷たい清涼飲料・コーヒー牛乳などを飲んでいた。

黄色いキャップを被って学校に通っていた頃です。

当時、味のないものは口にしなかった。

現在はグルメ‥‥ですが。

嫌いな食べ物は一切ありません。

薄味も濃口も大丈夫です。

 

そのため、

「味のないスイカ」などはまったく理解できなかった。

祖母も祖父も悪い訳ではなく、

自身が未熟だった。

 

自宅でも大して食べなかったが、

よそに行くと余計にプレッッシャーで食べない。

3日でも4日でも‥‥、

 

外食は大丈夫!

店主や店員さんが「残さずに食べなさい!」

とは言わないからです。

 

今想えば、祖母は典型的なB型です。

私が生まれた頃だと思います。

料理自慢でもあり、

皆が、○○さんの作る料理はうまい‥‥。

近くの温泉旅館の板前さんの賄を作りに行っていたらしい。

なんちゃって関西弁で、

「ほんまかいな!!」

 

食べない私に、

料理自慢の祖母が言いました。

「ボクは、鶏の足の丸焼きが好きなんだってな‥‥お母さんから聞いた!」

「板さんにおいしい作り方教えてもらったで‥おばあちゃん焼いて食べさしちゃる!」