夜は「生ビール」、 昼は「コーヒー」を提供する店舗

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夜は「生ビール」、

昼は「コーヒー」を提供する店舗を開業する事を決意。

 

きっかけは、ブラジルコーヒーとの出会いでありました。

品種は「サントス・ブルボン#2/スクリーン18」

それまでの私の中でのブラジルコーヒーは「ただ苦味のコーヒー」という印象。

 

ブラジルのイメージはというと、アントニオ猪木が若き日々に過酷な労働を味わった。

ボボブラジルなど‥‥など幼い頃からのイメージをひきずっており、

 

ハワイコナ・ブルーマウンテンなどと比較するとプレミアム感に欠ける印象でありました。

「サントス・ブルボン#2/スクリーン18」のフルシティの煎りたてのハンドドリップを飲む機会があり、今までコーヒーには商材としての魅力しか感じていなかった私には衝撃的な出来事でありました。

ブラジルにもこんなにもいいコーヒーがある。

 

この時が「本当にブラックコーヒーはうまい」と感じた瞬間でもありました。

 

銀座にスターパックスの一号店の出店がある以前の出来事であります。

 

スペシャリティコーヒーというワードも巷にはなく、いわゆる自家焙煎の店主も

殆どは取引価格の安いものばかりを狙っていたという現状でありました。

 

世界の産地のなかで、お薦めの品種を末端の消費者に味わってもらいたい。

「ランチメニューの付録」のコーヒーでなく、

「主役になるコーヒー」を提供したい。

焙煎でこんなに味わいが違ってくるんだ、

こんなにコーヒーが生きてくるんだ。

遠赤外線焙煎の力はすごいな。