家庭用コーヒー

コーヒーの家庭用市場は、

依然、インスタントコーヒーが席巻しており、

同期入社のほぼ100パーセントは業務用市場に関心を持っていました。

 

関東支社エリアに配属になった私は

当然のように業務用市場の支店での研修開始となりました。

 

依然、業務用市場には関心がなかった私は、

研修中に暴挙に出ました。

直接、新入社員が管轄の総務人事の課長に

研修後には、家庭製品の事業部への配属をして欲しいと申告をしたのです。

しかし、業務製品の事業部で3年ほど勤務をしないと

家庭製品の事業部への配属はないと伝えられました。

 

同期からも、

「事務所、どんな所にあるか知っとうか?」

「まるで倉庫やぞ!」

「よう、そんなとこ希望するわ!」

 

いわゆる出世とかにはまったく興味がありませんでした。

私には時間がなかったのです。

30代くらいには

レギュラーコーヒーが家庭用市場で

「ダントツのシェアを獲得するいう壮大な夢」がありました。

それを自慢したかったのです!

 

奇跡が起きました!

この年には新入社員の家庭用製品の事業部への配属があったのです。