まさかの転勤

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この頃、

会社は改革の方向に向かっていた。

いつの間にか、

社内に人脈が出来ていた。

後輩から

「勤務後に食事でもどうですか‥‥」

○○室長からお話が‥‥。

「今後、改革のため、定期的にこの様な場を‥‥」など。

底辺にいる私に

入社時にはまったく想像もしていない事も起きていた。

 

 

なんで?

この時期に転勤?

上司にも判らない。

 

事業部長にも

判らない。

???

内心は

どうせ実情を知らないあんたが飛ばしたんだろう!

と思っていたが‥‥。

 

のちに判明したが、

もっと、もっと

実情をご存じのない雲の上から

人事への指示が出ていた。

 

自慢するため、

会社が一流になる事にしか興味がなく、

いわゆる昇格などにまったく興味のない私のため、

私の将来のため

新しく発足する事業部のため

私の望むところとは、

まったく逆の人事異動となったのであります。

 

いちばん辛かったのは、

言うまでもなく

仲間との別れであった事に間違いはないですが‥‥。

 

「本題のコーヒー」から大きくかけ離れて来ているため、

 

とっとと

名古屋に転勤する事にします。